基本は鯰とナマズ釣り

鯰釣りをルーツにシーバス、ブラックバス、アジングをメインに釣りをしています

リールメンテナンス ヘッジホッグスタジオのベアリング入れてみた

今回は17スコーピオンDCのレベルワインダー、ウォームシャフトの洗浄および、ベアリングの交換をしてみました。前回のメンテナンスではメインギア側を中心に行いました。前回のメンテナンス記事はこちら

namazunoko.hatenablog.com

  

 

メンテナンス?釣行後のリールは水洗い?

メンテナンスとベアリング交換の前に試してみたいことがあります。私は釣行後、リールを水洗いをしています。このとき気になるのが内部に水が入るのか。。。今回、リールをばらす直前にいつものように水洗いをして少し置いてからばらしてみました。

水洗いしてばらしてみた結果

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結論、水は入るみたいですね。ただ、他の部位の浸水は確認できませんでした。メインギア側は可動部が多いので入り易いのかもですね。この結果水洗いはやめるか。。。私はやめないです。近所の川はハゼもいるような場所なので水は若干の塩分を含んでいると思われます。そのため釣行後の拭き掃除だけでは不安が残ります。これからは水洗いをしつつ定期的に分解してグリスの状態確認がベストかと思いました。

 

レベルワインダー・ウォームシャフトの分解・洗浄

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まずはレベルワインダーガードのネジと、ウォームシャフトのCリングを外して分解します。個人的にはこのCリング、子供の頃にラジコンを作っていた時からですが、良く飛ばしたり、曲げたりしていました(汗)。大人になってからは道具を使うことを覚えて難は逃れていますが。

 

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分解したウォームシャフト。グリスでベトベトしています。しかし、目立つ汚れはない様子。パーツクリーナーで洗浄していきます。

 

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綺麗になりました。ウォームシャフトのギアを押さえているピン(画面右上の棒)は小さいので無くさないように注意が必要です。あと、写真下側にある白いカラー、これもベアリングに変更できるようですが、ラインからの水を拾いやすい箇所でもあるので、塩分のある釣り場で使う場合はベアリングにするか悩むところ。巻き心地に影響がでる場所ですね(アブ丸形とかでキャストのときレベルワインダーが動くタイプは飛距離への影響もありそうです)。ちなみにレベルワインダーガードが意外と固く取り外し難かったです。あとは組み立てます。

 

ベアリング交換箇所

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DCユニット側のベアリングとメカニカルブレーキのベアリングを交換します。今回使うベアリングはこちらになります。

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【HEDGEHOG STUDIO】かっ飛びチューニングキットZHi【1030ZHi&1030ZHi】

スプールに関わる部分のベアリングなので、かつ名前が名前なのでキャスト性能の向上が狙えるベアリングなんだと思います。。。しかし、私はそんな効果を体感できるほど釣りがうまくないと思います(汗)。今回の交換は、釣り具への理解を増やすという目的のもと、どうせならベアリング交換、かつ素人なので有名メーカーのベアリングを利用しています。

 

DCユニット側のベアリング交換

DCユニットをばらす必要があるようです。。。壊さないか正直不安です(汗)。DCユニットのばらしはネット上にも情報が少ないです。17スコーピオンDCは見つからなかったので類似機種の情報をもとにばらしていきます。

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まずは緊張しながらDCユニットをカバーから外してみます。ベアリングは右側のDCユニットに入っています。ちなみに左側カバー左上の白い小さな棒上のバーツはバネも入っていて無くしやすいようです(ネット情報)。

 

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DCユニットの分解です。ベアリングが出てきました。ここで注意したいことがひとつ。写真右側のDCユニットは触らない方がいいです。そっとしておきましょう。。。私は置いたときにばれてしまい組み立ての際に向きがわからず苦戦しました。またベアリング側パーツのベアリング右側の突起部分にはゴムリングが付いています。DCユニット側のこの部分には接点みたいのあります。外した際の問題か最初からなのかグリスだらけで接点にもグリスが乗っかっていました。とりあえず綺麗に拭きとり、おそらく防水対策と思われるのであらためてグリスを塗って組み立てました。ベアリングの交換自体は簡単です。

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ベアリング交換完了。バネを外して入れ替えるだけです。組み立ては余計なことをしたせいで先に書いたように苦戦、焦りました。DCユニット、ちゃんと稼働するか不安だ。。。早くテストしたい(汗)。ちなみに交換した元ついていたベアリングも普通に綺麗。

 

カニカルブレーキ側のベアリング交換

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バネ外して交換するだけなのですぐ完了。こちらも元ついていたベアリングは綺麗でした。何かのために使えるかもだから保管しておくことにしました。ここだけの交換ならハンドルつけたままでもできそうです。

 

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完成しました。相変わらず見た目には安定の変化なしです。なのでアンニュイな雰囲気の写真にしてみました(笑)。ハンドルを回した感じだとスプールの回転自体は若干スムーズになった感じがします。ただ、ウォームシャフトのメンテナンスもしたのでそっちの影響があるかもです。いまは早く試し投げをしてDCブレーキの状態を確認したいです。。。人がいない時間に近くの川にテストしにいこうかな。。。釣りしないので川に行くだけなら徒歩2分くらいで行けるし。早く不安を取り除きたい、、、いや、不安が現実になるかもですが・・・

 

リールメンテナンスを通じて

この2週間くらいで3個のベイトリールを分解しました。分解したおかげで沢山のことを理解できました。またベイトリールはメーカーが違ってもブレーキ以外の駆動部は大体似たような仕組みであること。そして、どの部分がキャストに影響、巻き心地に影響を与えるのか等も理解が進みました。釣果に直結する部分ではないかもですが、今度リールを買うときは分解図とかみてイメージしてから買うことができそうです。完全に自己満足の世界ですね。中古で安いリールを買ってきて分解、改造とかも面白そうです。ただしオイル、グリスを拘るところまでは全然到達できそうもありません。自分のできる範囲で楽しもうと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。