近所の川へ釣りに行ったのですが、生命感もなく釣れないです・・・(汗)
そんな訳で自宅で暇なときにやろうと思っていた、ベイトリールへのベアリング追加をしました。本日の記事はウォームシャフトのカラーをベアリングへ交換した模様について書きたいと思います。
今回交換する部品
リールは17スコーピオンDCになります。
部品はウォームシャフトのカラーをベアリングにします。分解図では9番の部品になります。
ベアリングのサイズは書いていないのですが、カラーの部品番号がハンドルノブのカラーと同じなため、ベアリングもハンドルノブと同様のものを使用します。
ウォームシャフトにベアリング交換に期待する効果
このベアリングは飛距離には一切関係ないと思われます。ではなぜ交換するのか・・・自己満足です。。。と言ってしまうと身も蓋ないので、あえて言えば巻き心地に影響する部分になります。投げる際にレベルワインダーが連動するようなタイプのリールだと飛距離にも影響すると思いますが。この部品については14スコーピオンでも交換しているので実際の効果で言えば、巻き心地が良くなった気がするという感じです。釣果に影響が出る部分ではないと私的には思います。
交換作業 分解
スプールを外してハンドル側を分解していきます。写真はすでカラーを外した状態です。
ウォームシャフトのベアリング交換だけであればハンドル側のピンと反対側のCリングを外すだけで出来ます。張り付いてるワッシャーを無くさないように注意が必要です。左上の白いのがカラーです。右下がウォームシャフト周りの部品です。
ベアリングを入れてみる
白いカラーが銀色のベアリングになりました。プラスチックのカラーがベアリングになる感じは完全に自己満足感を高めます(笑)。なんか質感が良くなった気がします・・・プラスチックからベアリングなので気だけではないですね。きっと物理的にも良くなっているはずです。
完成です
組み立てる際にグリスアップもしてぐるぐるハンドルを回して馴染ませます。当然ながら今回のベアリング交換では見た目は変わりません(汗)。ちなみにラインが外れていますが、最後に釣りをしたときにバッククラッシュをしてそのままでした。DCなのもあり普通のキャストでバッククラッシュはあまりないですが、このときはキャスト時に背の高い草に引っ掛けて盛大なバッククラッシュをしました。回復不可能でラインを切ってごわついた部分は無かったのですが、糸がかなり噛んでしまっていたのでラインも巻替えます。
効果はどうだった
14スコーピオン同様に巻きが良くなった気がします。雑味が減るようなイメージでしょうか。ただ劇的な効果ではないので、体感の効果を期待してのベアリング追加はおすすめしません。精神衛生上の効果はたぶんあると思います。ただ交換して気になっていたことが事実であることは確認できました。実は14スコーピオンと17スコーピオンを比較すると、14スコーピオンのが巻き感がいいんですよね。気のせいではなく、妻に言わずに比較してもらったのですが結果は同様でした。17スコーピオンの巻き心地が悪い訳ではないのですが、14スコーピオンのが滑らかな感じで、比較すると17スコーピオンはギアが動いているのが少し分かる程度ですが。当初はウォームシャフトのベアリングの差かと思いましたが、個体差のようですね。ほぼボディは一緒なので。けして巻き心地が悪い訳でもなく、釣果に影響がある部分ではないので良いですが。
以下はうちにあるベイトリールで巻き心地の良い順に並べました。カルコンは剛性感とギアの差で巻き心地が良いです。ついで14スコーピオン、17スコーピオン、アブ4600C3となります。17スコーピオンとアブは僅かな差です。アブも分解して組みなおすとかなり良くなります。
※写真はスマホでパノラマ機能を使ったのでハンドルノブが一部消えてしまいました
道具の手入れが楽しいのも釣りの良いところですね。手入れをした道具で釣れたときは喜びも倍増です!
最後まで読んで頂きありがとうございます。