ロッドインプレ TRIZA(トライザ) F2-66XTZ
本日は久しぶりにロッドのインプレを書きたいと思います。
お題のロッドはこちら
『メガバス TRIZA(トライザ) F2-66XTZ』
去年の年末セールで買ったバスロッドになります。
一応、何回かの釣行で使ったのと
バス、ブルーギル、鯉のスレ。。。とか
ロッドにも多少の負担を掛けるような使い方をしたのでインプレを書いてみたいと思います。
- TRIZA(トライザ) F2-66XTZ(メーカーHPより引用)
- 第一印象
- キャストしてみての印象
- ロッドのパワー
- 感度は
- テーパーは
- タックルセッティング
- Exclusive Tip F2-66XTZ #1
- 統括
TRIZA(トライザ) F2-66XTZ(メーカーHPより引用)
商品名:トライザ
- 魚種:
- バス
- サブネーム:
- Sparna (スパルナ)
- 長さ:
- 6'6"
- Power:
- F2(Light)
- アクション:
- MEDIUM FAST
- ルアーキャパシティー:
- 1/8-1/2oz.
- ラインキャパシティー:
- 6-12lb.
- モデル:
- キャスティング
- ハンドルタイプ:
- SHORT TRIGGER
- その他:
- 3ピース 仕舞い寸法:688mm
「スパルナ」は、シャッドやミニクランク、中量級までのトップウォーターや、ロングアプローチのベイトフィネスなど、スモールベイトのロングディスタンス・コントローラビリティに優れた新感覚のライトバーサタイルモデル。シャープに振り抜ける超軽量・高弾性シャフトは、軽量ルアーに対しても抜群のキャストフィールを誇り、軸ブレのないトライアングル構造によって、ピンスポットを正確に打ち抜く高次元のアキュラシー性能を実現。これまでのマルチジョイント・ライトアクションロッドの常識をくつがえす圧倒的な高感度特性が小型プラグのピッチや水中の地形変化、微かなショートバイトを削り出しのナチュラルウッド・リールシートへ明確に伝達。正確な操作性と感度に磨きをかけた、新感覚のライトアクションスペシャルです。
第一印象
見た目は購入時のブログに書きましたが。。。デザイン性もあって好きです(これで買ったようなものですが)。3ピースモバイルロッドとしてはどうかと言うと・・・仕舞寸法は期待しない方がよいです。3ピースの状態でも70センチあるため、カバンやリュックに入れるのは難しいです。ただし、1ピースや2ピースと比較すれば持ち運びは楽です・・・当たり前ですが。ただし、特殊な寸法のため、ちょどよいロッドケースはなかなかありません。それを見越してかメガバスの専用ケースがありますが、これはこれでランガンなどで使うには不便そうです(汗)。
もう少し釣りとして実用的な部分を見ていくと、スペックに重量の記載がないですが軽いと思います。振った感じは思ったより張りが強いです。軽くて高弾性。。。バスロッドの基本って感じです。ガイドはバット側2個がダブルフット、ほかはシングルフットです。大きさは普通なのかな・・・マイクロガイドって感じではないです。ロッドの性格を考えれば問題ないと思います。ブランクスの手触りはさらっとしていてカーボンの巻きの段差がわかる感じで塗装は薄いんだと思います。あと、継ぎ目が合わせ易いように目印が入っています。これ、シンプルに便利でいいですよね。
でも第一印象としては何と言ってもこのリールシートです。
キャストしてみての印象
第一印象通りではあるのですが張りが強くあまり曲がらない感じがします。私はスコーピオンやワールドシャウラをメインで使っていますが、それらと比較してロッドの性格が違うことが分かります。最初はリリースポイントを見誤ってバックラッシュをしてしまいました。
扱えるルアー重量はスペックでは4グラム弱から14グラムくらいまでとなっています。まずは下限ですが5グラムを下回ると投げ難くなります(投げれないことはないですが3グラムは投げ難かったです)。上限は16グラムくらいまで投げましたが気持ちよく飛んでいきました。
3ピースが影響しているのか分かりませんが、バットからベリーにかけては張りが強く感じます。私がバスロッドに慣れていないせいかもですが、過去に使ったテイルウォークのバスロッドのがキャストはし易かった気がします。軽いルアーをキャストする際はたらしを短めにして、ティップに少し重みを感じながら投げると飛んでいきました。管釣りで使うマイクロスプーンなんかは、たらし長めで投げることがありますが、それとは勝手が違う様子です(ロッドの特性が違いますしね)。ただ、数回釣行を重ねればロッドに慣れてくるのでいまのところ問題はないです。
ロッドのパワー
バスは30センチくらいまでしか掛けてないのでよく分かりませんが。。。
鯉のスレ掛かりは体験しました。ある日の釣行でどこもかしこも鯉だらけで。。。夜の釣行が多いので見えないんですよね。そんな鯉のスレ掛かりをさせてしまったときに、このロッドパワーを確認できました。
印象としては想像以上に強かったです。そんなに大きな鯉ではなかったですが、とは言っても鯉。ロッドのパワーで止めることができました。ただ、アクションもMEDIUM FAST、パワーはLで割と軽いロッドなので、継ぎの前後の部分は心配なので大きい魚の抜き上げ等は無理させない方がよいと思います。ただバスを寄せる分には問題ないのではと思うパワーは感じました(60センチくらいでカバーがあるとかだと大変かもですが)。ちなみに30センチのバスはすぐ寄ってきます。
感度は
フロロ 8Lbで使っていますが感度は普通にいいと思います。実はチニングにも使ったのですが乗らないような小さいアタリも結構拾ってきます。また底の状況なども感度として感じることができます。必要十分の感度はあると思います。ここは全く問題なしです。
テーパーは
MEDIUM FASTと言うのがどの程度なのか。。。この辺りはメーカーによっては解釈が違ったりするので何ともですが、、、私には先調子のロッドと感じられました。文章で書くのが難しいので写真で・・・ラインはロッドと並行に引っ張っています。
普段レギュラーテーパーに近いロッドを使っていると、キャストするときとかは慣れがいりますね(汗)。
※改めて写真をみるとちょっと鋭角にラインを引っ張り過ぎた気がします。
これアジングロッドみたいのでやるとティップ壊したりしますよね(汗)
タックルセッティング
最初に書くべきだったかもですが・・・(汗)
リールは19 スティーズ CT SV TW 700XHL (左ハンドル)
手に余る高級リールですが、このロッドを購入した際の50倍ポイント、もともとあったポイント、使い勝手が被るタックルを売却、そしてセール・・・結果、何とか懐のダメージを最小限で購入しました。
ロッドを見た目で購入したので、リールも無理をして拘ってみました。シマノの20メタニウムと悩みましたが、ダイワのベイトを使ってみたかったのと、ロッドの特性がCTと合っている(と思う)。そして乗せたときの見た目でこちらに決定しました。ベイトフィネスを組み合わせると、もしかしたら4グラムも以下も投げやすいのかもですが。。。ロッドの感じだと少し違う気もしますが。私的にはベイトフィネスはベイトフィネスタックルに任せた方が良い気がします。
F2-66XTZとスティーズ CTの組み合わせは軽量で飛距離をあまり必要としない小場所でライトめなルアーを使っての釣りにはとても使い易いと思います。
Exclusive Tip F2-66XTZ #1
いきなりですが。。。なんだこれは、、、といった感じです。今年の春に交換用のティップが発売されている。しかも私が所有しているロッド用です。ソリッドティップらしいです・・・もしかして、これにティップを交換すればティップに重量を乗せやすくなり軽いルアーが投げやすいかも。食い込みも良くなるかもですね。
このTRIZAシリーズですがモバイル性に関しては私も含めて、、、理解されないタイプのロッドだと思っていましたが。。。ここに来て3ピースの真骨頂をだしてきました。2019年発売で、このティップが21年の春。ずいぶん温めてきたんですね。開発期間を考えると2019年にはもう計画されていたんだと思いますが。
この交換ティップがあれば、モバイル性が低い3ピースをあえて選んだ理由も理解できます。これが2ピースや4ピースではティップ交換しても最大の効果は得にくいですもんね。形は違えどワン&ハーフもピースでブランクスの性格を変えて狙うロッドに仕上げているんですもんね。。。確か。
このティップ。。。ぜひ試してみたいんですけど。
どこにも売っていません(汗)
見つけたら、そのときの財政事情と相談して許されれば使ってみたいと思います。
統括
モバイル性は想像通りでしたが、、、それ以外は比較的満足いくロッドです。比較的というのは、まだ私がバスロッドらしい高弾性、シャキッとした感じに慣れ切れてないのと、ソリッドティップが試せてないから。このロッドはソリッドティップまで使って3ピースの良さが完成するのかと思っています。
ホームページにあるモバイルコンセプトとは少し私の感じ方は違いますが、釣りに持って行く楽しみがあるロッドだと思います。表現としてはお気に入りの服を着ていく感じでしょうか。あるあるの話としてロッドの値段に関わらず魚は釣れる、、、それでも価格に差があるのは所有欲とファッションみたいなもの。。。と私的には考えます。このロッドは魚を釣る基本性能をしっかり持ち合わせつつ、所有欲とファッション性を持ち合わせたロッドだと思っています。
長くなりましたが以上となります。
また今年使い込んで気づくことがあったり、ソリッドティップが手に入ればそちらについても書いてみたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。