リールメンテナンス 初めてのスピニング分解
休日が雨で釣りに行けないです。いつになったら魚が釣れるのか(汗)。そんな訳で今回は初めてスピニングリールをばらしてメンテした件について書きたいと思います。
初めてのスピニングリール分解
今までベイトリールはばらしてメンテナンスをしたことはありますが、スピニングリールは難しいイメージがあり釣行後は水洗いして注油くらいしかメンテナンスをしていませんでした。スピニングについてはそんな扱いだったのですが・・・あまりにも魚が釣れないのと、雨で釣りに行けないので決心をしてスピニングリールを分解してみることにしました。
初めての分解なので手軽がリールにします。
こちらです
こちらの記事でも書いています
最近は釣果という意味で一番活躍しているリールになります。メンテナンスについては他のスピニングリール同様に帰宅後水洗い、注油をしていました。しかし、新品時と比較して少しですが巻きに違和感を感じたので今回分解してみることにしました。もともと巻き心地が良い訳ではないですが、巻き感が新品時と少し変わったかな・・・程度です。あとは防水機能がある訳ではないので、水洗い時にグリスが流れてたりしないか見てみたいというのもありました。
分解初挑戦
まずはスプールを外します
シャフトについているギアみたいの外します
ナットを外してローターを外します
3つのネジを外してローラークラッチを外します
いよいよハンドルを外してボディの分解
ギアをばらしていきます
防水機能のないリールですがグリスは流れていないです
ただ、劣化して黄色っぽくなっている部分はありました
各部洗浄
組み立てて完成
結果からいうと無事に組み立てられて巻き感も良くなってメンテナンスは成功です。ただし、初めてだったこともあり手間取った部分、そして、、、気になった部分をまとめます。
まとめ
下位機種は部品点数が少ない
初心者がスピニングを分解するにはもってこいのリールです。
では注意すべきに点について書いていきます。あくまで私がばらしたときの私視点です(汗)。まずこのリール、安いリールなのでネット上に分解動画や記事が見つからない・・・なので、他のシマノの類似構造のメンテナンス記事や動画を参考にします。
注意すべき部品
青線で囲んだ部品となります。
31番 これ向きがあります。切り込みとボディの出っ張りに合わせて固定します。向きが間違っていても組み込めるので注意が必要です
36番 これも外側に向けて突起がありこの突起をボディの切り込みに合わせる必要があります。これも向きがあってなくても組み込めますが、間違って組み込むとクリアランスの問題かゴリゴリした巻き感になります。これに気づくのに少し時間がかかり手間取りました。
38番 ワッシャーが2枚になっていますが私のリールは1枚でした。とくに問題はないですが・・・もしかしたらぴたっり張り付いて2枚は1枚と勘違いしているかもですが。。。組んだあとに気づきました。
以上、この3点は注意した方が良い気がします。
今回スピニングリールを分解したことで、スピニングリールの構造について理解が深まりました。どこにグリスやオイルを塗れば、どのような効果が期待できるかなど。。。構造が分かるとにより自分好みにセッティングできる気がします。また今回は組み上げる際に防水を期待してボディの接合部にグリスを塗っておきました。分解した結果、巻き感が戻った(巻き心地は価格相応ですが)、あとは水洗いしても内部はグリスがあまり流れないことが分かったのも良かったです。初めてリール分解するにはこの価格帯であれば、万が一失敗しても諦めがつくかと思い試しましたが、結果は成功でした。ただ、上位機種に関しては自信がないので、必要時はメーカーにオーバーホールに出そうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。