私的ナマズ釣りのすべて #2 ナマズ釣り ロッドについて
釣りには相変わらず行けていません。
信じられないくらい休日は雨です(汗)
そして食あたりで体調を崩し仕事も忙しくてブログ更新が遅れました。
ちょっと間が空いてしまいましたが続きを書きたいと思います。
前回は場所や時期について書きました。
今回からはタックル編に入っていきます。
まずは釣りなので釣り竿が必要
・・・ってことでロッドについて今回は書いていきます。
ナマズ釣り どんなロッドがいいのか
スピニングリールかベイトリールを使うのかで変わりますが
慣れるとナマズ釣りについてはベイトのが楽だと思います。
なので、ここでは多くのナマズ釣り師が使っているベイトリールを使う前提で書きます。
ロッドの長さについて
釣り場によると思うのですが6ftから7ftくらいの長さが使い易いと思います。
水路とかの小規模でかつ足場が低い場所なら6ftくらい扱いやすいと思います。
対して、川幅が広く遠投が必要だったり足場が高いところであれば7ftくらいある方が汎用性が高く使い易いと思います。
ロッドの強さと固さについて
扱えるルアー重量としては3/4ozくらいまでは使えるロッドが必要だと思います。
ナマズ用のトップウォータールアーは重さが20グラム前後のタイプが多いです。
またロッドの固さはMからMH、Hくらいまで範囲になると思います。
あと使えるラインの強さも20lb以上はあった方がいいです。
この2点を満たすロッドとして、すぐに思いつくのがブラックバス釣りのロッド。
はっきり言ってブラックバス用のロッドで問題ないです。
私が初めてナマズ釣りに挑戦した際には、アブのバスビート MHのロッドでした。
もしバス釣りをしている方がナマズ釣りをする場合は手持ちのロッドで対応できると思います。では、なぜナマズ釣り専用ロッドがあるのか
ナマズ釣り専用ロッドについて
ただナマズをルアーで掛けて釣るだけであれば先にも書いたようにナマズ専用ロッドは必要ないです。ではなぜナマズ専用ロッドがあるのか。
私的な考えですが、、、ナマズ釣りが好きな人の為にある。ナマズ釣りが好きな人がもっとナマズを釣りたい欲を満たす為にある。私はそんな気持ちからナマズ釣り専用ロッドを買いました。ナマズ釣りに限らずですが、様々な魚種に専用ロッドがあります。しかし、ほとんどの魚種は強度や長さが同一であれば汎用はできます。それでも専用ロッドが存在するのは上記に書いた理由があるからだと私は思っています。そして私は釣り具メーカーの売り上げに貢献しつつその恩恵を受けました(笑)
ナマズ釣り専用ロッドの何がいいのか
ルアーでナマズ釣りをする方はトップウォータールアーを使うことが多いと思います。また、ナマズ釣りといえばナイトゲームが多かった。そして小場所での釣りも多い。加えて近所で手軽に楽しむ方も多くランディング時は抜き上げも多い。。。など少し特殊な条件があります。
この条件をロッドで表現すると。。。
ナイトゲームでのトップウォーターでは乗せの釣りになる。そのためロッドは竿先が柔らかい方がよくナマズがルアーにアタックした重みで食い込むくらいがいい。竿先が堅いとルアーがナマズの捕食に追従せずナマズが離れてしまう(バイトをはじく)。ただしルアーに掛かったナマズを確実にフッキングさせる、またランディング時に抜き上げることを考えるとロッド自体は強靭な必要があります。
こんなアンバランスな条件を満たす為に作られたのがナマズ専用ロッドだと考えています。最近ではナイトゲーム以外にもデイゲームも多いためそれぞれに合わせたナマズ専用ロッドや共用を考えて作られたロッドがあります。
以下に明確に決めがある訳ではないですが、ナイトゲーム用ロッドとデイゲーム用ロッドの特徴について書きたいと思います。
ナイトゲーム用ロッド
先に書いた特徴と重複しますが、竿先は柔らかくバイトを弾き難いの特徴。またロッド自体は固さがありナマズを抜き上げることもできる。グラスロッドやグラスとカーボンのコンポジットが多い気がします。メリットは上記に書いた通りですが、私が感じるデメリットも書きます。まずはフロッグ等のしっかりしたフッキングが必要なルアーについては、竿先が柔らかいのでフッキングが決まり難い。また抜き上げ時に竿が柔らかいので抜き上げ中にナマズが暴れると竿先が揺れてナマズがばれることがある等。
ちなみに私は抜き上げの際に高い足場から無理をしてロッドを折ったことがあります。。。必要時はネットを使った方がいいです。
ロッドを折ってしまった記事はこちら(汗)
デイゲーム用ロッド
デイゲームではナマズがルアーを追ったり、捕食する瞬間が見えるので釣り人側の判断で合わせを入れてフッキングさせることができます。このときナイトゲーム用のデメリットで書いたようにフッキングが決まり難いです。この部分を補うように、デイゲームを意識したロッドは少し張りが強めに作られていると思います。デメリットとしてはナイトゲームでの乗せ重視の釣りではバイトを弾くことがあります。
ナイト、デイについて書いてみましたが、最近はいいところ取りのロッドが多いと思います。グラスでも張りが強いロッドもありますし、カーボンでもしなやかなロッドもあります。私は関西にきてからはデイゲームメインですが、神奈川の頃はナイトもデイもやっていました。それぞれの特徴があるロッドをナイトでもデイでも使ってみましたが、それぞれに合わせて使った方が鯰釣りが楽しかったです。ただし・・・これを言っては身も蓋もないですが、見た目も含めて気に入ったロッドで釣りをするが一番楽しいと思います(汗)。
ここまで理屈ばかり書いてきましたが、実際に私がある程度の期間使っていたナマズロッドについては以下のブログで記事にしています。
また上記の記事だとすでに販売していないものもあるので今年のフィッシングショーで見てきたロッドについては以下の記事で書いています(見た目とちょっと触った感じの感想ですが)。
ここまでいろいろ書いてきましたが、やっぱり・・・見た目も含めて自分が好きなロッドを使うがの一番よいと私は思っています。釣りしているときのテンションも上がりますし、多少の使い難さは使い込んでいれば工夫をして克服できると思います。
次に私が考える理想のナマズロッドについて書きたいと思います。
私が考える理想のナマズロッド
言葉で表すならば竿先は柔らかく、ロッド自体はしなやかさは残しつつ、抜き上げ時にはぶれない強さがあること。見た目は、グリップはコルク、リールシートは木目調、ブランクスはブラウン系がいいかなぁ。。。カーボンの模様が出ているとなお良し。書いてみましたがイメージだけでよく分からないですよね(笑)。
見た目は上記と異なりますが、過去に使ったことがある好きなロッドがありました。ただし、少し短くて抜き上げ時のパワーも私が行く釣り場では少し不安があり手放しました。それがこちらです。
メガバスのロッド 以下はメーカー オンラインショップのHPより
このロッドの使い心地が好きでした。たまたま遠征中に先に書いたようにロッドが折れて急遽現地でみつけた中古ロッドです。ナマズを掛けた感じ、ルアーを投げた感じが好きでした。見た目は少し好みと違いますが嫌いではないです。この方向性と使い心地で7ftくらいの長さでMHくらいの強さがあり抜き上げに安心感があれば理想に近いロッドです。どこからのメーカーからでないかなぁ。。。多少高くても仕事頑張って買うと思います。
私的にはナマズロッドには「粘り」「しなやか」「張り」の言葉が好きですね(笑)
ナマズロッドについてまとめ
・強度を満たせばナマズ専用ロッドでなくてもナマズ釣りはできる
・ナイトゲームは竿先が柔らかい方がバイトが弾き難い
・デイゲームは竿先も含めて張りが多少ある方がこちらからフッキングしやすい
・最近はナイト、デイのいいとこ取りのロッドもある
・最終的には見た目も含めて専用ロッドでも、でなくても好きなロッドを使うのが一番
最後に。。。
ナマズロッドは1万以上のものが多く高価でもあります。
これからナマズ釣りを始めようと思う方は手持ちのロッドスペックが問題なければ、まずはそちらを使いもっとナマズ釣りを!。。。となったときにナマズロッドを購入すればよいと思います。
またロッドがない方がこれからナマズ釣りを始めようと思う場合は、価格的に問題がなければナマズロッドでも当然よいですが、最初は価格が安めのバスロッドから始めるのもありだと思います。一時期のナマズ釣りブームは過ぎたので中古釣具店でも1万円以下でナマズロッドを売っているのを見ることもあります。そういったロッドで始めるのもいいかもしれません(初心者だと状態の良し悪しの判断が難しいかもですが)。
ちなみに私はバスロッドとバスワン(リール)でナマズ釣りを始めて今に至っています。そしてナマズ釣りロッドを得て、いまは諸事情もあり汎用ロッドを使っています。
以上、ナマズロッドについて今回は書いてみました。
長くだらだらと書いてしまいましたが、最後まで読んで頂いた方ありがとうございます。次回はリール編を書く予定です。